麻雀の役一覧 - 翻数・条件まとめ

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麻雀の役とは

麻雀でアガるには、手牌が「役」の条件を満たしている必要があります。役がなければどんなに手牌が揃ってもアガれません。

役にはそれぞれ「翻(ハン)」という点数の単位が設定されており、翻数が多いほど高得点になります。また、複数の役が同時に成立する場合は翻数が合算されます。

1翻役

最も基本的な役です。初心者はまずここから覚えましょう。

役名条件
立直(リーチ)1テンパイ時に宣言立直
一発(イッパツ)1リーチ後1巡以内にアガり一発
門前清自摸和(ツモ)1門前でツモアガりツモ
断么九(タンヤオ)12〜8の数牌のみ断么九
平和(ピンフ)1順子のみ+両面待ち平和
一盃口(イーペーコー)1同じ順子が2組一盃口
役牌1白・發・中・場風・自風の刻子役牌
海底摸月(ハイテイ)1最後のツモ牌でアガり海底
河底撈魚(ホウテイ)1最後の捨て牌でアガり河底

立直(リーチ)

門前でテンパイした時に「リーチ」と宣言し、1,000点棒を場に出す役です。宣言後は手牌を変更できませんが、一発や裏ドラといったボーナスのチャンスが生まれます。最も使用頻度の高い役で、麻雀の基本戦術の一つです。

詳しくは立直(リーチ)完全ガイドをご覧ください。

断么九(タンヤオ)

2〜8の数牌(中張牌)のみで手牌を構成する役です。1・9・字牌を1枚も使わないのが条件です。鳴いても成立するため、初心者が最も作りやすい役の一つです。

断么九の例

詳しくは断么九(タンヤオ)の作り方をご覧ください。

平和(ピンフ)

すべてのメンツが順子で、両面待ち、かつ雀頭が役牌でない場合に成立します。条件が細かいですが、出現頻度が高く他の役と複合しやすい重要な役です。

平和の例

詳しくは平和(ピンフ)の条件と作り方をご覧ください。

2翻役

役名条件
七対子(チートイツ)27種の対子(ペア)七対子
対々和(トイトイ)2刻子のみで4メンツ対々和
三暗刻(サンアンコー)2暗刻が3組三暗刻
小三元(ショウサンゲン)2三元牌2種が刻子、1種が雀頭小三元
混老頭(ホンロウトウ)21・9・字牌のみで構成混老頭
三色同順(サンショク)2/13種の数牌で同じ並びの順子三色
一気通貫(イッツー)2/1同じ種類で1-2-3、4-5-6、7-8-9一通
混全帯么九(チャンタ)2/1全メンツと雀頭に1・9・字牌を含むチャンタ

小三元に注意

小三元は2翻ですが、三元牌2種の刻子がそれぞれ役牌として1翻ずつ加算されるため、実質的には最低4翻になります。

3翻役

役名条件
二盃口(リャンペーコー)3同じ順子が2組×2セット二盃口
混一色(ホンイツ)3/21種の数牌+字牌のみ混一色
純全帯么九(ジュンチャン)3/2全メンツと雀頭に1・9牌を含む純全

混一色(ホンイツ)

1種類の数牌と字牌だけで手牌を構成する「染め手」です。鳴いても2翻あり、比較的狙いやすい高打点の役です。

詳しくは混一色・清一色(染め手)の狙い方をご覧ください。

6翻役

役名条件
清一色(チンイツ)6/51種の数牌のみで構成清一色

清一色は鳴いても5翻あるため、満貫が確定します。多面待ちになりやすく、アガり牌を見逃しやすい点に注意が必要です。

役満(13翻相当)

最高難度の役です。成立すれば子で32,000点、親で48,000点が確定します。

役名条件
国士無双13種の么九牌を1枚ずつ+いずれか1枚国士無双
四暗刻暗刻が4組四暗刻
大三元白・發・中すべて刻子大三元
字一色字牌のみで構成字一色
清老頭1と9の数牌のみで構成清老頭
緑一色2索・3索・4索・6索・8索・發のみ緑一色
大四喜東南西北すべて刻子大四喜
小四喜風牌3種が刻子、1種が雀頭小四喜

各役満の詳細は麻雀の役満一覧をご覧ください。

ドラ

ドラは役ではありませんが、持っているだけで翻数が加算されるボーナス牌です。

種類条件翻数
ドラドラ表示牌の次の牌1枚につき1翻
裏ドラリーチしてアガった場合のみ有効1枚につき1翻

ドラだけではアガれません。必ず何かの役が必要です。

詳しくはドラ・裏ドラの仕組みをご覧ください。

門前(メンゼン)と副露(フーロ)

役には「門前限定」のものと「副露(鳴き)でも成立する」ものがあります。

門前限定の役

立直、一発、門前清自摸和、平和、一盃口、二盃口、七対子

これらの役は鳴くと成立しません。

副露すると翻数が下がる役

三色同順、一気通貫、混全帯么九、純全帯么九、混一色、清一色

これらの役は鳴いても成立しますが、翻数が1つ下がります。

副露しても翻数が変わらない役

断么九、役牌、対々和、三暗刻、小三元、混老頭、海底摸月、河底撈魚

よくある役の組み合わせ

実戦で頻繁に出現する役の複合パターンです。

高頻度の組み合わせ

組み合わせ翻数特徴
立直 + 平和2翻門前で順子中心の手。最も基本的な組み合わせ
立直 + 平和 + 一盃口3翻上記に同じ順子2組が加わった形
立直 + 断么九2翻中張牌のみで門前テンパイ
立直 + 平和 + 断么九3翻2〜8の順子のみで構成。非常に出やすい
断么九 + 役牌以外の鳴き手-断么九は鳴いても成立するが、他に役がないとアガれない

高打点の組み合わせ

組み合わせ翻数特徴
混一色 + 役牌4翻(門前)/ 3翻(副露)染め手の基本。鳴いても高打点
対々和 + 三暗刻4翻刻子4つのうち3つが暗刻
立直 + 一発 + ツモ3翻リーチ後1巡以内のツモアガり

初心者が覚える順番

すべての役を一度に覚える必要はありません。以下の順番がおすすめです。

まず覚える5つ

  1. 立直 — 門前テンパイで宣言するだけ。最も簡単で使用頻度が高い
  2. 断么九 — 2〜8だけ集めればOK。鳴いてもOK
  3. 役牌 — 白・發・中を3枚集める。鳴いてもOK。最速のアガり手段
  4. 平和 — 順子のみの基本形。出現頻度が高く、他の役と複合しやすい
  5. 一盃口 — 同じ順子を2つ作る。立直や平和と自然に複合する

次に覚える5つ

  1. 混一色 — 1種類の数牌+字牌で高打点。手の方向性を決める重要な役
  2. 対々和 — 刻子を集めるだけ。ポンを多用する
  3. 七対子 — ペアを7組。通常形とは全く異なるアプローチ
  4. 三色同順 — 3種の数牌で同じ並び。手牌を見る目が養われる
  5. 一気通貫 — 1-9を同じ種類で揃える。爽快感のある役

覚えなくてもいい役

海底摸月・河底撈魚は偶然の要素が大きく、狙って作る役ではありません。一発も立直のボーナスなので個別に覚える必要はありません。これらは自然に発生するため、存在を知っていれば十分です。

よくある質問

役は何個ありますか?

一般的なルールでは約30種類の役があります。ただし、ローカルルールを含めるとさらに多くの役が存在します。本記事では一般的に採用されている役のみを掲載しています。

鳴いたら使えない役はどれですか?

立直、一発、門前清自摸和、平和、一盃口、二盃口、七対子は門前限定です。これらは鳴くとそもそも成立しません。三色同順、一気通貫、混全帯么九、純全帯么九、混一色、清一色は鳴いても成立しますが翻数が下がります。

複数の役が同時に成立した場合は?

翻数が合算されます。例えば立直(1翻)+ 平和(1翻)+ 断么九(1翻)= 3翻です。ただし、役満が成立した場合は他の役は数えず、13翻(役満)として扱います。

役がないのにテンパイした場合は?

アガれません。これを「役なしテンパイ」と呼びます。リーチをかければ立直で1翻つくのでアガれますが、鳴いている場合はリーチできないため注意が必要です。鳴く前に「この手で役があるか」を確認する習慣をつけましょう。

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